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狭心症・心筋梗塞は生命に関わる重大な病気です。狭心症・心筋梗塞の原因・症状・治療・検査・予防を知っておきましょう!

狭心症・心筋梗塞の症状

 狭心症の症状とは

目次


徐々に圧迫される胸の痛みが特徴


 狭心症発作が起きるとほとんどの場合で、胸の中央からみぞおちにかけての広い範囲で胸痛が起こります。痛みは指で示せるような狭い範囲ではなく胸全体に現れます。

息が詰まるような痛み
胸が締めつけられるような痛み
胸が圧迫されるような痛み
胸が痛くて息苦しい

 痛みは体の表面にチクチクやズキンズキンと痛みを感じるものではなく、体の深いところから現れるような感じがします。発作の程度には個人差があり、我慢できる痛みから我慢できない痛みまでさまざまです。



胸以外のいろんな所が痛むこともある


 狭心症発作の原因は心臓で起きていますが、発作の痛みは胸に限らず、上半身のいたる所で感じる事があります。この痛みを「放散痛」といい、みぞおちや肩、腕、首、のど、あご、歯などに痛みを感じることがあります。狭心症の症状が胸以外に現れるとは思っていないため、腹痛や虫歯などと勘違いしてしまいがちです。この放散痛は必ず胸の痛みと一緒に起きるわけではなく、放散痛だけ起きる事もあるため注意が必要です。

決まったきっかけで起きる狭心症の症状


 労作時狭心症は、通常よりも身体に負荷がかかった際に心臓への血流が不足することで起こります。そのため、普通に歩いている限りは問題ないのに、階段を上ったり、坂を上ったり、少し駆け足したりする際に決まって症状が現れるようになります。

 一方、安静時狭心症は就寝中や安静にしている時に冠動脈の一部がケイレンを起こすことによって心臓への血流が不足し、狭心症発作を起こします。発作は就寝中の明け方にかけて起こることが多いですが、急に体を冷やした時やお酒の飲んだ後に起こることもあります。

狭心症の症状は長くは続かない


 狭心症発作は長く続かないことも特徴のひとつで、発作の持続時間は比較的短く、数十秒から数分間程度がほとんどです。長くても10分程度であり、強い胸痛が15分以上続く場合は心筋梗塞が疑われます。

 狭心症発作は冠動脈が狭くなり、心臓への血流が少なることで起こります。そのため、冠動脈の血流が回復すれば発作症状は治まり、発作時以外に症状が現れる事はありません。



 心筋梗塞の症状とは

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死の恐怖を感じる強烈な痛み


 心筋梗塞はなんの前ぶれもなく突然起こります。心筋梗塞の症状は狭心症とほぼ同じような場所に現れますが、特に胸の真ん中、または左胸部に締めつけられるような痛みを感じます。また、狭心症発作とは比較にならないくらいの痛みに襲われ、どのように痛いかは感じ方は人それぞれですが、あまりの強烈な痛みから以下のように例えられたりします。

火箸で刺されたような痛み
石で胸が潰されたような痛み
胸の中をえぐられるような痛み

 全身に血液を送っている心臓が発作を起こしているため、死の恐怖を感じることがあります。実際、心筋梗塞の程度によっては突然死を招くこともあります。冷や汗が出たり、呼吸困難になったり、場合によっては意識を失う事もあります。

胸の痛みが30分以上続くことも


 心筋梗塞の発作は持続時間が長いのも特徴です。狭心症発作は安静にすると治まりますが、心筋梗塞は多くの場合で30分以上の強烈な痛みが続きます。心筋梗塞の症状は狭心症と似ているところがありますが、痛みが15分以上続くようであれば心筋梗塞を疑う必要があります。

時間が経つほど心臓は壊死していく


 心筋梗塞は冠動脈が詰まってしまっているため、冠動脈拡張薬のニトログリセリンを使用しても効果がありません。発作が始まるとすぐに心筋の壊死が始まります。胸痛は発症から数時間経過すると次第に治まってきますが、これは心筋梗塞が治ったわけではなく、心筋や神経が壊死して痛みがわからなくなったためです。

 心筋の壊死範囲が拡がると、心臓のポンプ機能が低下して心不全になります。強い息切れや呼吸困難、血圧低下が起こり、死に至る事もあります。このように心筋梗塞は時間との闘いであり、対処が遅れると予後にも大きな影響を及ぼします。心筋梗塞の発作が起きたら、迷うことなくすぐに救急車を呼び、専門医の治療を受けましょう。



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