睡眠中にからだは疲労を取り除き、ホルモンバランスを整え、体内のコンディションを調整しようとします。しかし、十分な睡眠が取れないでいると体内に疲労が蓄積し、血圧のリズムも狂うようになってきます。このような睡眠不足の状態が何日も続くと、身体には慢性的なストレスとして蓄積し、高血圧や動脈硬化を促進する事になります。
その結果、心臓にかかる負担は増加し、狭心症や心筋梗塞などを引き起こしやすくなります。十分な睡眠時間が取れていない人や、ぐっすりと眠れない人は睡眠が不足しないように注意しましょう。
十分な睡眠を確保するためには規則正しい生活を送り、決まった時間に就寝する習慣をつける事です。心身が緊張しているとなかなか眠りにつくことができなくなるため、音楽を聴いたり、入浴で適度に身体を温めるなど、自分なりのリラックス法を見つけてみましょう。
それでも眠れない場合は最終手段として医師に相談し、入眠剤や精神安定剤を処方してもらいます。
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